比良へのいざない

ナンバー

あらましの

滋賀県の山のなかで、琵琶湖の眺望が最もよいのは比良山系です。おおよそ滋賀県の地勢は、琵琶湖を大きくとりまくように山地が囲んでいます。
北に伊吹山地、東側に鈴鹿山脈が長くつらなり、南西には比叡山と比良山地がつづき、その北方には野坂山地が横たわっています。
琵琶湖を中心に、その周りを平野部と山地がとり囲んでいるために、県内の山に登ると、たいていの頂上から琵琶湖をのぞむことができますが、とりわけ琵琶湖の眺望にすぐれているのは比良山系ではないでしょうか。
それはこの山並みが琵琶湖のすぐ近くに位置していることと、地塁山地のため湖畔から頂上までが急斜面で、いっきに高度を上げます。
そのため、比良山系の稜線上からは眼下というか、もう真下に琵琶湖を見ることができるわけです。
しかも、手にとるようにという表現がふさわしいくらい、琵琶湖のながめが目の前に広がっています。
琵琶湖に浮かぶ島の姿まで見ることが可能です。遠くに竹生島が、沖島はすぐ近くに、それから多景島や、場所によっては沖の白石まで確認することができます。

よく鈴鹿山系と比良山系を比較して、鈴鹿を南アルプスに比良を北アルプスにたとえることがあります。 すなわち、山深く野趣にあふれアプローチが長い鈴鹿に対して、比良はアプローチが短く手軽に登ることができるという意味合いです。 比良山系は県内はもちろん、京阪神からの登山者が多く、登山ルートがよく整備されています。 比良ロープウェイやびわ湖バレイのアルプスゴンドラを利用すれば、容易に頂上に立つことが可能です。 山麓だけでなく、山上にも宿泊施設があります。また、縦走登山や沢登り、日帰りや宿泊を伴った登山など、いろいろなバリエーションを楽しむことができます。 登山だけではありません。スキーをはじめとするウインタースポーツや、数々のアウトドアスポーツ。 キャンプをはじめ、森林浴やバードウオッチング、植物の観察や渓流釣り、星の観測など、数えればきりがないくらいのアウトドアライフを満喫することができるでしょう。

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