さくら
日本の野生種のさくら
日本には、沢山の野生種のさくらがあり、 分類は下記のようになっています。
表中の(雑)は自然交配種となり、日本の野生種では「バクチノキ亜属」の2種のみで、常緑性で花期は秋となっています。

日本産サクラ属の花のつき方
日本産サクラ属の花のつき方には、ソメイヨシノ等に代表される散状形、ヤマザクラなどに代表される散房形、ウワミズザクラに代表される房状花序と、3つの形があることをご存知でしたか?
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代表的なさくらについて
ソメイヨシノ(染井吉野)について
オオシマザクラとエドヒガンの雑種と言われていて、江戸後期に江戸染井村(現在の東京豊島区)で吉野桜の名で売り出されたのが始まりと言われています。
1900年(明治33年)発行の雑誌論文で「染井吉野」という和名が初めて使われました。
明治にロバート・フォーチュンという人がPurunus yedoensis と学名を付けたとされています。
オオシマザクラ(大島桜)について
桜餅に使われる桜の葉は、オオシマザクラの葉を塩漬けにしたもので、独特の芳香のもとはクマリン(化合物)で、植物体では、多くは香気の無い配糖体(オルトクマル酸)の形で存在します。 それが乾燥、摩砕などでグルコシダーゼ(加水分解酵素)と接触するか、または酸の作用により、クマリンを生成しを放ちます芳香を放ちます。
クマリンは配糖体の形で多くの植物に含まれ、キク科、マメ科、セリ科、ミカン科、イネ科の植物のものに多くあります。
特有の香りがあり香料に利用されます。
薬理作用のあるものもあり、その毒性を刹鼠剤に利用するものもあります。
クマリンまたはオルトクマル酸の配糖体を含む植物は、クマリン植物と言われています。
オオシマザクラは桜餅にだけでなく、交配、里桜繁殖の接ぎ木の台木、根接ぎ、器具剤、公園樹にも使われます。
サトザクラ(里桜)について
野生種の突然変異種や自然交雑種、人為的交配種の中から選抜育成された園芸品種を一般に里桜と言います。
関山、福禄寿、黄桜、日暮、宝珠楼、普腎象、楊貴妃、御衣黄、笹部桜、糸括、梅護寺数珠掛桜、平野匂、祇王寺祇女桜、市原虎の尾、高台寺、御室有明、嵐山、法輪寺など400〜500の品種があると言われています。
品種改良は鎌倉時代から盛んになり、不腎象、楊貴妃の品種はあったと言われ、現在も盛んに行われています。
(文責・京都府山岳連盟 山本豊昭)禁無断転載)




